箕田 充志(みのだ あつし)

職名:教授

今年の役職:電気情報工学科長,ラグビー部・卓球部顧問

専門分野:

  高電圧工学:高電圧工学(コロナ社)

  電力工学:よくわかる発電電工学(電気書院)

       しっかり学べる送配電工学(電気書院)

  工学教育 :エンジニア育成プログラム

research map

 

~ひとこと~

島根県内で,大きな科学イベントを行っています。

箕田研究室

箕田研究室では,高電圧に関する研究を行っています。研究では,雷のように電圧が高くなると現れてくる放電現象と,それらに関連した技術課題に取り組んでいます。

 高電圧技術は,電気を作る発電や,電気を送る送電だけでなく,空気の清浄やコピー機などでも応用されています。特殊な光や熱を作り出すこともできます。このように,高電圧技術は幅広い工学分野で用いられています。 

山陰地方などの日本海側で多く見られる,冬の雷をテーマに指導しています。冬の雷が大型風車に落ちると,風車の羽が壊れ風車の運転が停止し発電できなくなることがあります。研究室の学生は,風車の羽を模擬した実験試料に高電圧を加え,冬の雷を防ぐ実験をしています。

実験装置/測定装置 

高電圧アンプ:さまざまな波形の高電圧をつくる装置です。信号を3000倍の電圧にすることが出来ます。 

高電圧試験装置:雷を発生させる装置です。400kVの電圧を出力することが出来ます。