電気情報工学科の目標
電気情報工学では、エネルギー技術、エレクトロニクス技術、コンピュータ技術を勉強します。
これらの技術の基礎は、電気の流れる路(電子回路)と回路を動かすプログラムです。
すべての装置や製品やシステムには電子回路とプログラムが組み込まれています。
つまり、現代社会は、大きく複雑な電子回路とプログラムが支えています。
たとえば、家庭の電気コンセントは、発電所から家庭までつながる巨大な電気回路(ここだけは電気回路と呼びます)の一部です。日本中の発電所から、家庭や事業所や工場に安定して電気を送るシステムは、プログラムが監視しています。
家庭の中にある製品、たとえば電気ポットには、お湯の温度を一定に保つ電子回路が組み込まれています。使われないときには省電力モードにしたりするプログラムが働いています。
携帯電話やコンピュータには、通信ネットワークとつながるための電子回路が組み込まれています。音声や画像や文字を送る手順は、プログラムがコントロールしています。
このように、電子回路とプログラムがあるから、私たちの生活が成り立っているのです。電気情報工学科では、電子回路とプログラムをつくれる エンジニアをめざします。