渡邉 修治(わたなべ しゅうじ)
~ひとこと~
高専で学ぶ5年間(7年間)は,これからの人生の礎(いしずえ)となるものです。勉強はもちろんですが,勉強以外に何を成したかで,人の器の大きさが変わります。高専には勉強以外の「何か」がいっぱいありますから,ぜひチャレンジしてください。
~連絡先~
※メールアドレスは,wata-sj に続けて松江高専のドメイン(@matsue-ct.jp)です。
渡邉研究室
渡邉研究室
渡邉研究室では、パワーエレクトロニクスとよばれる半導体電力変換回路技術について研究を行っています。
三相電圧形インバータ実験回路
皆さんは身の回りにある電気機器を,いわゆるコンセントに接続して使っていると思います。コンセントからは,一般に100V(AC)の電圧を受け取ることができます。しかし,皆さんが使用する各々の電気機器が必要とする電圧は100V(AC)のみではないため,機器ごとに電圧を調整(電力変換)しなければなりません。パワーエレクトロニクスの分野では,電力変換をおこなう回路に対して,より効率的で信頼性の高い手法にかかわる研究がおこなわれています。
卒業研究は,これまでの4年間に学んだ知識をもとに実施します。パワーエレクトロニクス分野の他にも,身の回りで役に立つ,ちょっと気の利いた装置の製作や学生本人のアイディア作品など,研究テーマは幅広く設定しています。
渡邉研究室では,「実際につくってみよう」を合言葉に,実験計画を立案し,コンピュータを用いた回路設計(シミュレーション)をおこない,実験装置を自らが製作し,その特性について測定データから検証して論文にまとめることによって,技術者として必要な事象をただしくとらえ,考察し,伝える力を養っています。
実験装置/測定装置
同期電動機実験装置