電気情報工学科の概要

学科紹介CM

学科紹介本編

どんな学科なの?

 電気情報工学科では

・電気:電子回路上を駆け巡るミクロな電気から、雷のような巨大なエネルギーを持つ電気まで、電気にまつわるあらゆる知識を対象として

・情報:コンピュータの物理的な仕組みや、電気を用いた通信や制御の方法、コンピュータを自在に操るための基礎知識やプログラミング知識、そして人工知能(AI)などの知識を対象として

学ぶことができます。5年生で行う卒業研究では極めて高度な電気系研究やロボット制御・信号制御研究、AIによる画像やテキストなどの解析を行う情報系研究ができます。


 電気にまつわる知識や技術は松江高専で1番多く学べます。電子回路や素子1つ1つにおいての電気の挙動をみる「小電力の電気」から発電機や雷などの「大電力の電気」まで,様々な場面での電気を網羅できるのは電気情報工学科だけです!情報関係もハードウェアからソフトウェアまで様々なことが学べますし、最新技術を学ぶ機会もあります。 電気情報工学科で学べる、社会的にほっとな分野としては、

・クリーンエネルギー

・ドローンの制御

・5G

・AI技術の利用

などがあります。


 電気・情報共に社会全体を支えている基盤です。その最重要部分を最も広く学べるのが電気情報工学科です。そのため毎年、就職求人数(会社が採用したいと考えている人数)は5学科の中で一番多いです!電気情報工学科から就職しようとしたとき、非常に多くの世界から自分が進みたい方向を選択することができます。


【電気情報工学科の教育目的】

電気情報工学分野の理論、知識および技術を身につけ、エネルギー・エレクトロニクス・コンピュータ分野に貢献できる実践的な技術者の育成を目的とする。

【ディプロマ・ポリシー(卒業の認定に関する方針) 電気情報工学科特有のもの】

1:電気・電子、情報工学に関する基礎知識がある。

2:電気・電子、情報工学に関する機器を取扱い、データを収集・解析・考察するための基礎能力がある。

3:電気情報システムをデザインするための基礎能力がある。


カリキュラムは?

 1つの事柄に対して深く深く学んでいくというよりは、「電気」や「コンピュータ」の分野にかかわる広い知識をまんべんなく学習していきます。電気といっても大小様々な大きさのもののふるまいを扱いますし、コンピュータも電気と関連する制御や通信の理論から、純粋な情報工学関係であるプログラミングを何種類もの言語、扱います。世の中の色々なことを広く知り、その中から将来の進路を決めたい!という人には特によいカリキュラムとなっています。

 実験実習では電気と情報、そしてそれらが組み合わさることについて学んでいきます。特に、「マイコン」や「PIC」といった、小型のコンピュータを用いてものを動かす内容について手厚いです。

 より詳細な説明は「電気情報工学科で学ぶこと」をご覧ください。(リンク)

 詳細なカリキュラムにつきましては、松江高専のWebシラバスをご覧ください。(リンク)

特に人気のある授業は?

 電気情報創造演習という授業が特に人気です。ミニロボットを自作して戦わせるミニロボコンを行います。1年生後期に遠隔操作するためのリモコンを作り、2年生前期にロボット本体を作ります。

ロボットは使えるパーツとサイズに制限がありますが、基本的には自分で考えて作ります。

この授業は「自分で作るのは難しい。でも、自分オリジナルのものが動くのは嬉しいし楽しい!」という意見を多くもらいます。